矯正治療・小児矯正

歯並び・咬み合わせは、大人も子どもも大切です

歯並びの乱れは見た目ばかりに目がいきがちですが、問題はそれだけではありません。「咬む」というお口のもっとも大切な機能に支障が出たり、さらには顎や顔、全身までにゆがみを招いたりと多くのトラブルを引き起こすのです。これは大人も子どもも同じことです。

大阪市城東区、緑橋駅すぐの歯医者「なかがわ歯科医院」では、お子様から大人の方までの矯正治療を行っています。成長期のお子様は、歯の生え替わりなどでお口の中が大きく変化しているため、矯正治療を開始するタイミングが重要になります。逆にお口の成長が終わった高校生や大人の方は、いつでも治療を開始することが可能です。

当院では、一人ひとりの歯並び・咬み合わせの状態やご希望をふまえて矯正治療のご提案を行っています。まずはお気軽にご相談ください。

当院が行う矯正治療について

当院では、お口はもちろん全身の健康のためにも「咬み合わせ」がとても重要であると考えています。咬み合わせは、顎や顔はもちろん全身にもつながっており、これが乱れているとあちこちのバランスが崩れてゆがみを招き、さまざまなトラブルにつながってしまうからです。

そこで矯正治療においては、お顔やお口のバランスはどうか、さらに呼吸、飲み込む力は問題ないかといったことまでふまえ、全身の健康の基盤となる正しい咬み合わせを手に入れることを最終目的としています。

咬み合わせの乱れが体の不調を招きます

咬み合わせの乱れが体の不調を招きます

咬み合わせが正しいと、咀しゃくによって脳によい刺激が伝わります。しかし逆に咬み合わせが乱れていると、脳に刺激が伝わらないばかりか、顎関節症や肩・首のこり、腰痛、消化器官の不調、睡眠時無呼吸症候群など全身にさまざまなトラブルが招かれてしまいます。さらには集中力の低下やイライラなど、精神的な不調が起こることもあるのです。

これらの原因は、咬み合わせの乱れが体のあちこちのバランスを崩しているためだと考えられています。体の不調の原因が、実は咬み合わせにあるかもしれない。それだけ、咬み合わせは重要なものだといえるでしょう。

大人の矯正~成人矯正~

大人の矯正~成人矯正~

「大人の矯正治療」というと、「大人がするの?」「今さら?」といわれることも少なくありません。しかし矯正治療は、決して“子どものもの”ではありません。実際、大人の方もたくさん受けられています。

子どもの矯正治療は自然な成長しようとする力を利用できる点がメリットですが、大人は大人で、成長が完了しているからこそ治療計画を立てやすいというメリットがあります。「長年歯並びを気にしてきた」という方、今から矯正治療を始めませんか?

矯正装置について

いわゆるワイヤーを使った金属の矯正装置は目立つため、とくに大人の方には抵抗があるのではないでしょうか。そこで当院では、目立たない装置をご用意しています。

  • クリアブラケット
クリアブラケット ブラケットという小さな装置を歯に取り付けてワイヤーを通す、もっとも一般的な矯正装置「メタルブラケット」と同じしくみで、ブラケットを透明なプラスチックでつくったものです。透明なため目立ちにくいのが特徴です。
  • セラミックブラケット
セラミックブラケット こちらもメタルブラケットと同じしくみで、ブラケットを白いセラミックでつくったものです。セラミックを歯の色に合わせて選べるため、目立ちにくくなります。
  • クリアアライナー(マウスピース矯正)
クリアアライナー(マウスピース矯正) 歯型を採ってつくった透明なマウスピースを一定期間ごとに取り替えながら、歯を少しずつ移動させていきます。透明なので付けていることにも気づかれにくく、さらに取り外せることで食事や会話にも支障がありません。
子どもの矯正~小児矯正~

子どものお口の中は、初めての乳歯が生えてから、生えそろい、抜け、永久歯に生え替わり……と成長に伴い変化し続けています。そのため小児矯正は、一人ひとりの成長段階に合わせて進めていくことが大切になります。

歯が生え始めるころ
生後6カ月~2歳半まで
乳歯列期
3~6歳
小学生以降
7歳~
まだお子様が小さいため治療は難しい時期ですが、歯の生え方に気になることがあれば、一度ご相談ください。 すべての乳歯が生えそろい、治療法によっては開始できるものもあります。なお指しゃぶりやうつぶせ寝などのクセは、歯並びを乱す原因になるため早めに直してあげてください。 乳歯から永久歯に生え替わる時期になり、このタイミングで多くのお子様が矯正治療を開始します。開始時期は一人ひとりのお子様によって異なるため、「そもそも矯正治療が必要か」「いつから開始するべきか」など、一度お気軽にご相談ください。
治療の開始時期

子どもの矯正治療には一期治療と二期治療があり、それぞれ目的や治療方法が異なります。

  • 一期治療

※表は左右にスクロールして確認することができます。

治療する時期 乳歯のみの時期/乳歯、永久歯が混在する混合歯列期(5歳ころ~)
※ムーシールドを紹介するため(ムーシールドは一期でいいですか?)
目的 顎の大きさや形、咬み合わせを整える
メリット
  • 自然な成長の力を利用でき、骨格自体を改善できる
  • 二期治療での抜歯の確率を下げられる
  • 二期治療がスムーズになる(不要になるケースもある)
治療法
ムーシールド 床矯正

ムーシールド

受け口を改善するために使用する、マウスピースタイプの装置です。乳歯のみの時期に使用します。

床矯正

入れ歯のような取り外せる装置です。毎日就寝中などに装着し、小さい顎を正しい大きさに広げることで永久歯がきちんと並ぶスペースを確保します。混合歯列期に行います。

  • 二期治療

※表は左右にスクロールして確認することができます。

治療する時期 一期治療を終え、すべて永久歯に生え替わってから(13歳ころ~)
目的 歯並びや咬み合わせを整える
メリット
  • 一期治療で顎を広げているため、一般的な成人矯正より治療期間が短くなる
  • 同じく、抜歯の確率を下げられる
治療法
ブラケット矯正 マウスピース矯正

ブラケット矯正

ブラケットという小さな装置を歯1本1本に取り付け、ワイヤーを通して力をかけることで歯を正しい位置に移動させていきます。もっとも一般的な、多くの症例に適用できる治療法です。

マウスピース矯正

歯型を採取して製作した透明なマウスピースタイプの装置を一定期間ごとに取り替えながら、歯を少しずつ移動させていきます。透明で目立たない上に、取り外せるため食事やブラッシングにも支障がありません。